法要への出席

出席する時の服装は基本的に一周忌までは喪服を着るようにしますが、最近ではダークグレーや濃紺など地味なワンピース、スーツなら構わないというのが一応の常識です。
一般的に法事では回を重ねるごとに略式になっていき、服装の色も薄れていくといわれており、服装に迷っているときは、同席する親戚や年配の人に確認するのが一番です。
三回忌以降は、地味な平服で構いません。一般的にも遺族の喪服着用は三回忌までとされており、それ以後は平服でも構わないとされていますが、男性ならダークスーツを着用し、女性でも黒を基調としたシンプルな服装にしておくのがマナーです。
また最近では、四十九日法要や一周忌法要の食事をする場所としてホテルやレストランにする人も増えているので、そうすると、他のお客とのバランスが喪服だと適当ではないケースもあります。こうした時でもできるだけ法事にふさわしい節度ある服装を意識するのが好ましく、特に女性はアクセサリーやメイクを若干控え目にするなどの気配りが求められます。
また、他の法事や告別式と重なることもしばしばあるのですが、その場合は 家族で別れて出席する方法もありますし、誰が出席するのかをあらかじめ先方に伝えておいた方が良く、欠席する理由もきちんと伝えるようにしてください。